人工知能の台頭

人工知能いわゆるAIの進歩のよって、そう遠くない将来医学や医療の在り方を大きく変えると考えられます。

AIの能力が飛躍的に高まり、放射線診断学や病理診断学の分野で非常に強い能力を発揮できるようになるでしょう。既に一部の診断能力において専門医のレベルに達しているのだそうです。或いは、それをはるかに凌ぐという話すら聞こえてきます。AIは大量の情報を読み込んで利用する事が出来ますし、人間の医師を超える診断能力を発揮できるようになるかもしれません。すでに何百万という件数の論文の情報を取り入れて、短時間の内に適切な診断に至る能力があるという事なのだそうです。それがこなせるようになるだけでも、必要な医師数はかなり削減されるのではないでしょうか。

加えて、能力の高いAIが専門医の不足が深刻化している過疎地域に置かれ、遠く離れた病院の専門医がAIの支援を受けて、これまで出来なかった高度の診断・治療を実施できるまでに到達する日も来るのではないでしょうか。医学の進歩が医学や医療に与えうるインパクトを正確に予測するというのは困難ですが、進歩は医師の数のあり方にも多大な影響を与えるでしょう。将来の医師数の需要予測を難しくする大きな要因となる事は間違いないと言えるでしょう。