お腹の中の赤ちゃんにまで悪影響を与える恐れのある風疹。妊娠を希望する場合、風疹のワクチンは妊娠前に行っておく必要があると言えます。数値が8~128倍では小児期に風疹に感染した為、免疫を得ている状態です。
256倍以上であった場合には、最近風疹にかかったと判定されます。風疹にかかると、急な発熱に加えて細かい発疹が全身に出るという症状が特徴的です。首や耳の後ろのリンパ節が腫れるという事も有ります。病気そのものは悪性ではありません。
でも妊娠初期の女性が風疹にかかってしまうと、障害のある子どもが生まれてくるという可能性もあります。先天性風疹症候群と言います。ですので風疹に対して免疫のない女性は、風疹ワクチンの予防接種を受ける必要があります。