歯周病と糖尿病は、一見関係ないように見えますが、実は、それなりに関係のある2つの病気なのです。では、具体的に、どのような関係があるのでしょうか。
そもそも、歯周病とは、歯を支える働きを持つ歯ぐきが壊れていき、歯が抜け落ちていく、という恐ろしい病気です。歯と歯ぐきの間に、細菌が入り込むことにより生じ、進行していくにつれて、歯ぐきがどんどん弱くなっていきます。炎症を起こし、出血することもあります。このときに、しっかりとお医者さんに診てもらえば、治る可能性が高いです。
この歯周病になってしまい、歯を失ってしまった方は、糖尿病になりやすいです。なぜなら、歯がない状態だと、柔らかいものしか食べられなくなり、炭水化物の摂取量が格段に増えてしまうからです。そして、野菜や果物などの摂取量が、一気に減ることになります。ですから、ぜひ、歯周病にかからないようにしましょう。